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NEC、中堅企業向けERP製品のラインアップを強化 |
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日本電気株式会社（以下、NEC）は11月29日、中堅企業向けERPソリューション「EXPLANNER」のラインアップに、物流業務向けパッケージ「EXPLANNER/Lg」とワークフロー管理パッケージ「同/FL」を新たに追加すると発表した。また同時に、パートナー企業のパッケージをEXPLANNERの製品群に追加している。 EXPLANNER/Lgは、さまざまなスタイルのセンターに対応可能な物流業務パッケージ。販売管理や生産管理と連携して、SCM（サプライチェーンマネジメント）システムを低コストで構築できるという。また、作業進ちょく状況の「見える化」、物流業務のABC分析の機能を備えており、現場改善に向けた意志決定も支援できるとのこと。価格は400万円（税別）からで、2007年4月より出荷を開始する予定。 EXPLANNER/FLでは、申請・承認や伝票処理などのワークフローを、Web画面で設計できる。申請書のサンプルとして業種に依存しないものを50種類用意するほか、販売・会計・人事といった業務システム間で必要となる承認機能も構築可能という。価格は240万円(税別)からで、出荷は2006年12月に開始される。 一方、中小企業向けの品ぞろえを強化するために、パートナー企業のパッケージを「EXPLANNERスマートシリーズ」として販売を開始する。今回は第1弾として、エクスの組立製造業向け生産管理パッケージ「Factory-ONE電脳工場」、日本事務器の食品製造業・卸業向け生産管理パッケージ「CORE Plus qbic Food」、日本システムウエアの倉庫管理パッケージ「ORBIS-IV」の3製品を発売した。 さらに、基幹業務を強化・補完するパッケージの整備を目的として、パートナー企業のパッケージを「EXPLANNERプラスシリーズ」としても販売開始するとのこと。こちらでは、プロシップの「ProPlus固定資産シリーズ」、中部日本電気ソフトウェアの「FACTORY HELPER」、バイナルの「TOSSシリーズ」、など18製品をラインアップしている。 なおNECでは、EXPLANNERについて、2008年度までの3年間で800億円の売り上げを見込む。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0611/2903.html
（ 石井 一志 ）
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