株式会社ネオジャパンは12月4日、大規模環境向けWebグループウェアの新版「desknet's Enterprise Edition バージョン4.6」を同日より出荷開始すると発表した。
desknet's Enterprise Editionは、データ管理にOracle DatabaseやSQL Serverなどの汎用データベースを採用したWebグループウェア。中小規模向けの「desknet's」と比べて大規模な環境に対応でき、最大数万人規模でも利用可能なスケーラビリティを備える。
今回の新版では、ワークフローの機能を拡張。申請書式と申請経路を連動させて使い勝手を向上させたほか、階層組織の枠を超えた仮想グループが作成できるようになり、全社規模の組織横断プロジェクトでも利用可能になっている。また、10階層の組織階層構造と無制限の申請経路に対応した。
さらに、WebメールのSMTP認証(SMTP Auth)対応、パスワード定期変更設定機能の追加などによってセキュリティを強化。ワークフローや回覧板などで既存書式を複写して新規に作成する機能の追加、Webメール管理機能の強化、データの誤削除を防止する削除確認画面の追加などによる各種管理機能の拡充も行われた。加えて、Webメールにおける使い勝手の向上、文書管理機能の強化など、50カ所以上の機能改良を実施したとしている。
価格は52万5000円(50ユーザーライセンス)からで、別途データベース費用が必要になる。
■ URL
株式会社ネオジャパン
http://www.neo.co.jp/
プレスリリース
http://www.neo.co.jp/news/061204.html
( 石井 一志 )
2006/12/04 17:22
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