株式会社プロトンは12月4日、Windowsサーバー向けバックアップ/リカバリソフトの新版「Acronis True Image 9.1 Server for Windows」を発表した。12月20日より販売を開始する。
Acronis True Image Server for Windowsは、米Acronisが開発したバックアップ/リカバリソフトのWindows版。サーバーが稼動中であっても、システムを停止させることなくHDDを丸ごとイメージとしてバックアップできる。
新版では新たに、VSS(ボリュームシャドウコピーサービス)をサポートするExchange Server、SQL Server、Oracle Databaseといった製品に対応した機能を搭載。データベースを停止させずに、データベースの一貫性を確保した状態でのバックアップを可能にした。また従来のイメージバックアップに加えて、ファイルバックアップもサポートしている。
さらにオプションの「Universal Restore for Acronis True Image 9.1 Server for Windows」を追加すると、リカバリ先のHAL(Hardware Abstraction Layer)、HDDコントローラのドライバを置き換えることにより、ハードウェアに依存しないシステムの移行が可能になるとのこと。
対応OSはWindows Server 2003(R2含む)、同 x64 Edition(同)、Windows 2000 Server、Windows NT Server 4.0 SP6など。
プロトンでは、初年度8000ライセンス、約10億円の販売を見込む。
■ URL
株式会社プロトン
http://www.proton.co.jp/
ニュースリリース
http://www.proton.co.jp/news/release/2006/061204.html
( 石井 一志 )
2006/12/04 17:59
|