株式会社サムライズは12月7日、柔軟なカスタマイズ機能をもつ統合型グループウェアソリューション「リンコムネクスト」を販売開始すると発表した。
リンコムネクストは、社員間のスケジュール管理や電子掲示板、会議室予約、文書管理といった社内での情報共有ツールとして利用だけでなく、企業内に散在するさまざまなアプリケーションの入り口としての企業内ポータル(EIP)の構築や、企業間でのコミュニケーションを促進する企業間コラボレーションウェア(企業間ウェア)としての役割も果たす。
Webブラウザで操作する「インターフェース層」、データベースとの連携をつかさどる「Webアプリケーションサーバー層」、データを確保する「データベース層」と3階層に分かれた構成となっているため、小規模から大規模までさまざまな組織に柔軟に合わせることができる。また、SQL Server、Access、Oracleなど他システムとのデータ連携も可能。
ユーザー管理は、部署、課、支店などのグループ単位で行うことができる上、グループも階層的に管理されるため、実際の組織構造と同じように運用することができる。また、EIPとして利用する際は、個人ごとにポータル画面に表示する内容やレイアウトを変更することも可能。
企業間ウェアとしては、「パートナー企業との情報共有」「製品などのダウンロード」「企業間プロジェクト管理」「見込み客の情報収集と資料提供」の4種類の利用形態が取れる。また、企業間ウェアとして利用する場合、必然的に登録ユーザーが多くなるため、ライセンス体系はユーザー数ごとではなく、企業間ウェアにマッチしたサーバーのCPU単位での提供となる。
■ URL
株式会社サムライズ
http://www.samuraiz.co.jp/
プレスリリース
http://www.samuraiz.co.jp/news/press/20061207.html
( 川島 弘之 )
2006/12/07 18:34
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