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負荷調整機能を搭載したSQL Server向け監査製品の新版


SSDB監査の画面イメージ
 株式会社システムエグゼは12月12日、SQL Serverに特化したデータベース監査製品の新版、「SSDB監査 Ver.1.1」を販売開始すると発表した。

 SSDB監査は、データベースの操作履歴を記録する監査製品。個人情報などの重要データの漏えいや、不正アクセス、改ざんの抑止に役立つという。標準監査に必要な操作履歴を記録するための「標準テンプレート」を利用すれば、短時間で監査を開始可能で、各企業のセキュリティポリシーにのっとった独自の設定も行える。

 操作はGUI画面から行え、データベースエンジニアレベルの知識は必要ないとのこと。さらに、SQL Server Reporting Servicesの利用により、GUI画面で出力条件を指定するだけで、必要な監査ログ分析・レポート出力を出力できるようにしている。

 新版では、監査対象のデータベースサーバーに対して、監査のためのログ出力が同サーバーの負荷を高めないように調整する機能を搭載。監査作業が業務効率を低下させないようにすることで、システムの可用性を向上させた。また、管理機能も強化されている。

 対応するデータベースは、SQL Server 2000/2005。監査サーバーは、Windows Server 2003 R2と、SQL Server 2005に対応する。

 価格は、ソフトウェア版が最小構成で150万円(税別)から。またアプライアンス版も用意されており、こちらは監視対象データベースサーバー2台/2CPUの構成で298万円(同)から。なおアプライアンス版は、8万円(同)/月からのレンタル方式でも提供する。

 システムエグゼでは、1年で3億円の販売を見込む。



URL
  株式会社システムエグゼ
  http://www.system-exe.co.jp/
  プレスリリース(PDF)
  http://system-exe.co.jp/products/press01.pdf


( 石井 一志 )
2006/12/12 17:10

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