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グループワン、代表取締役社長の川島伴人氏
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Sagent 6.0の操作画面
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グループワン・ソフトウエア株式会社(以下、グループワン)は12月14日、高速のETL(データ抽出・変換・格納)とレポーティング機能OLAPを統合的に提供するソフトウェア製品の新版「Sagent Data Flow Solution(sagent)6.0」を2007年1月9日から出荷開始すると発表した。価格はおよそ1000万円からを想定するとした。
Sagentは、メインフレーム、ERPなど企業内で分散管理された大容量のデータベースからデータを抽出・変換・格納し、あらゆるデータを整理して統合化するELT機能と、データを多元的に分析・レポートするOLAP機能を一体化した製品。今回から64ビット対応となっている。
Sagent 6.0で新たに追加された機能では、プラン(アプリケーション部品)のフォルダ管理機能の搭載とプランをGUI上でドラッグ&ドロップ可能になった点が特徴的。このため、ノンプログラミング環境を提供可能としている。ほかには、作成したプランをコンポーネント化し再利用・共有することが可能となったほか、データフローのデザインを一新するなどユーザビリティを高める工夫もなされている。
2007年のグローバル戦略としては、SIとのセールスチャネルを拡大するとともに、製品のローカライズを進め、アジアなどにも普及促進していくとし、「日本国内においても主に金融、流通、通信業界を中心に今後、1年で30社への導入、8億円の売り上げを目指す」(グループワン、代表取締役社長の川島伴人氏)とした。
■ URL
グループワン ソフトウエア株式会社
http://www.group1.jp/
プレスリリース(PDF)
http://www.group1.jp/press/p06011.pdf
( 川島 弘之 )
2006/12/15 10:56
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