エムオーテックス株式会社(MOTEX)は12月25日、ネットワーク・セキュリティ統合管理ツールの「LanScope Cat5」とメール管理ツールの「LanScope Guard2」に相互連携させる新機能を追加したと発表した。
LanScope Cat5は、操作プロセスやアプリケーションの稼働状況の把握、サーバー監視、Webアクセスの制限などが行えるネットワークセキュリティ統合管理ソフトウェア。LanScope Guard2は、ネットワーク上を流れるメールを管理するソフトウェア。どんなメールが送受信されたかだけではなく、誰から誰へどのくらいのメールが送受信されているのかといった、メールコミュニケーションの管理まで可能にする。
今回追加された新機能は、両ツールの機能的な連携を図るもの。具体的には、管理用Webコンソールが一元化され、これまで両ツールが別々に扱っていた情報を同一画面上で管理することができるようになった。また、LanScope Cat5のファイルトレース機能を利用して、メール添付ファイルの完全トレースが可能になったのも大きな変更点。これにより、添付ファイルが「いつ生成され、どのような経緯をたどって、電子メールに添付されるに至ったのか」といった操作履歴まで管理が行える。
ほかにも、セキュリティを数値で示すセキュリティ診断画面が一元化され、メールを含んだネットワークの安全性を一目で把握できるようになった。安全性がどこの部署の誰によって脅かされているのかについても把握が可能になるため、セキュリティ上問題ある行為への抑止効果も期待できるとのこと。
■ URL
エムオーテックス株式会社
http://www.motex.co.jp/
( 川島 弘之 )
2006/12/25 18:32
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