SAPジャパン株式会社は1月11日、中小企業向けERPの新版「SAP Business One 2005B」を発表した。同日より出荷を開始する。
SAP Business Oneは、従業員数200名以下の中小企業向けに最適化されたERPパッケージ。プラットフォームをWindowsサーバーに絞り込むことで導入時の手間を軽減しており、短期間での導入が可能になっている。財務・管理会計、販売・仕入・在庫管理、顧客管理、営業支援などの機能が搭載されており、SDKによる機能拡張も可能。
新版のSAP Business One 2005Bでは、伝票における消費税処理の拡張、総額表示、印紙税への対応などの機能を新たに用意するなど、日本市場でのニーズを30項目以上取り入れているのが特徴。そのほか、受注残管理の新搭載、パフォーマンスに関するデータの自動収集・分析ツールの標準搭載などが図られている。