住友電工情報システム株式会社(以下、住電情報)は1月22日、ISO文書管理ソフトの廉価版「楽々Document Lite」(以下、Lite版)を出荷開始すると発表した。
楽々Document(以下、通常版)は、厳格な管理を求められるISO文書の管理に対応したソフト。Webブラウザから文書が参照でき、ワークフロー機能による文書の承認機能を備えている。また、検索機能や、文書の見直し時期を自動的に通知する文書見直し設定機能、文書配付、紙配付、部署別回収管理といった機能も搭載する。
今回のLite版では、同時ログイン数を50ユーザーまでに制限している点が、通常版との主な違い。代わりに、通常版でオプションだった類似検索エンジン「QuickSolution」による検索機能が標準で利用できる。また、通常版では同エンジン用サーバーを含めて3台のサーバーが必要だったが、Lite版では1台で稼働させられるようになった。
Lite版の価格は、ライセンス費用がサーバーあたり150万円。またインストール作業を29万円で、導入支援サービスを30万円でそれぞれ提供する。住電情報では、中堅企業を中心にLite版を提案するとしており、年間2億円の売り上げを見込む。
■ URL
住友電工情報システム株式会社
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ニュースリリース
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( 石井 一志 )
2007/01/22 11:43
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