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富士通、蓄積されたノウハウを活用できる3次元仮想設計シミュレータ用オプション


 富士通株式会社は1月26日、3次元仮想設計シミュレータ「VPS(ブイピーエス:Virtual Product Simulator)」のオプションソフト「VPS/Knowhow Share」を発表した。同日より販売を開始する。

 VPSは、3次元データを活用した仮想試作システム。コンピュータ上に実物同様のデジタルモデルを構築することで、仮想的に動かしたり、干渉チェックやさまざまな検証を行うことができる。また、遠隔地にいる開発者間で、3次元モデルや各種情報を共有しながらリアルタイムにコラボレーションすることも可能。

 今回発表されたVPS/Knowhow Shareは、3次元モデルの仮想検証を行う際、過去の製品設計時に蓄積されたノウハウや注意事項を自動表示する製品。製品開発段階で発生する注意事項やアイデアなどのノウハウを、インデックスレスで3次元モデルとひも付けして自動登録することができるので、システム運用も容易に行えるのが特徴。

 価格は、10クライアントライセンスが1350万円(税別)。別途、基本モジュール「VPS/Digital Mockup」が必要。同社では、2008年度末までに6億円の売り上げを目標としている。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/01/26-1.html


( 福浦 一広 )
2007/01/26 16:10

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