株式会社シマンテックは1月29日、VMwareに対応したHA(ハイアベイラビリティ)製品「Veritas Cluster Server 5.0 for VMware ESX」を発表した。同日より提供を開始する。
Veritas Cluster Serverは、Windows、Linux、UNIXなど幅広いプラットフォームに対応したHA製品。アプリケーションの状態を監視し、障害発生時に自動的にフェイルオーバーすることが可能。フェイルオーバーは、あらかじめ設定したポリシーに基づいて、負荷の低いサーバーに引き継いだり、固定されたサーバーに引き継いだりできる。また、関連するデータベース、OS、ネットワーク、ストレージリソースなどを含めて、アプリケーションやアプリケーションが依存するすべてのコンポーネントで発生した障害を検出することも可能。
今回発表されたVeritas Cluster Server 5.0 for VMware ESXは、VMwareの仮想インフラソフト「VMware ESX Server」に対応した製品。VMwareのVMotionとDistributed Resource Schedulerを認識し、シームレスな相互運用を行うことができるため、VMotionを利用して仮想マシンを別サーバーに移動した場合でも、Veritas Cluster Server側でその移動を認識しクラスタの状態を更新することができる。
■ URL
株式会社シマンテック
http://www.symantec.co.jp/
( 福浦 一広 )
2007/01/29 12:20
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