株式会社チェンジビジョンは2月1日、タイムボックス管理方式とカンバン方式を採用したプロジェクト管理ツール「TRICHORD 1.0」を発表した。
TRICHORDは、Eclipse RCPベースのプロジェクト管理ツール。プロジェクトの進み具合を判断するために、タイムボックス管理とソフトウェアカンバンという手法を取り入れているのが特徴。タイムボックス管理では、プロジェクトの期間を短く区切り、その期間ごとにやるべきタスク(作業項目)を細かく決めていく。これにより、長期スパンでプロジェクトを管理するよりも、その進み具合が明確化できるという。
こうして定義したタスクを、ソフトウェア上のカンバンと呼ばれるスペースに「TO DO」「DOING」「DONE」の3つのカテゴリに分けて表示。これにより、プロジェクトの現状が即座に把握できるという。また、「バーンダウンチャート」と呼ばれる残作業を示すグラフなども確認可能。
そのほか、プロジェクトメンバーの状態を伝えあう「ニコニコカレンダー」機能も備える。各メンバーの状態を、「良い」「普通」「悪い」の表情をしたマークで、カレンダーに日記のように付記していくもの。一言コメントを入れることも可能なため、日報や週報などでは表現しづらい気分などを共有することができるとのこと
■ URL
株式会社チェンジビジョン
http://change-vision.com/
製品ページ
http://trichord.change-vision.com/
( 川島 弘之 )
2007/02/01 18:06
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