株式会社クラスキャットは2月13日、Linuxインターネットサーバー管理ツール「ClassCat Cute Server Managerシリーズ」にSELinux環境で利用可能な「ClassCat Cute Server Manager Secure Edition 4.1」を発表した。価格はオープン。販売開始は2007年第2四半期の予定。
ClassCat Cute Server Managerは、オープンソースになったサン・マイクロシステムズ製「Cobalt RaQ 550」のGUIを継承した製品。Red Hat Enterprise Linux ES 4向けにポーティングして製品化されており、機能としてはWeb、メール、DNS、Telnet、FTPなどが利用できる。
今回発表されたSecure Editionでは、Red Hat Enterprise Linuxに組み込まれているSELinuxの機能を有効にした状態で、Web、メール、DNS、Telnet、FTPなどが利用可能な製品。SELinuxは、Linuxカーネルのセキュリティ拡張モジュールで、root権限が奪われた際の危険性を考慮し各プロセスが最小限の権限で動くように設計されているのが特徴。これにより、万が一攻撃された場合でも、被害を最小限に食い止められるとしている。
■ URL
株式会社クラスキャット
http://www.classcat.com/
プレスリリース
http://cute.classcat.com/esc/news2007/news_20070213.html
( 福浦 一広 )
2007/02/13 15:59
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