株式会社ケイ・ジー・ティーは2月15日、公認会計士協会で検討されている内部統制監査の実務指針を反映した内部統制支援ソリューションの新版、「Ci-Tower BPM V1.2」を発表した。同日より出荷を開始した。
Ci-Tower BPMは、「準備、文書化段階」「整備段階」「運用段階」と内部統制に必要となる全フェーズにわたって支援機能を提供するソフトウェア製品。業務フローチャートにVisio、RCM(リスクコントロールマトリクス)にExcelのインターフェイスを採用することで、優れた操作性を実現したという。
今回の新版では、仰星監査法人からの運用・評価・監査における仕様提供を受け、実施基準の内容、および公認会計士協会で検討されている内部統制監査の実務指針などを反映した新機能が搭載された。その1つが、「ウォークスルー支援機能」。運用・監査フェーズにおいて、内部統制の不備の改善支援(ウォークスルー)を行う機能だ。ウォークスルーにおけるプロセス選定、手続き作成、担当者の選定、承認、評価などを行う。
そのほか、ユーザー・組織管理機能を強化。会社単位、関連会社を含めた全社的な情報管理を支援するという。
価格は、1法人向けの「Ci-Tower BPM エンタープライズパッケージ V1.2」が367万5000円。非上場連結子会社を含むグループ企業で利用可能な「同 コーポレートパッケージ V1.2」が609万円など。なお、既存ユーザーには無償でバージョンアップ提供するとのこと。
■ URL
株式会社ケイ・ジー・ティー
http://www.kgt.co.jp/
プレスリリース
http://www.kgt.co.jp/article/758/index.html
( 川島 弘之 )
2007/02/16 12:09
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