日本電気株式会社(以下、NEC)は2月20日、IT資産情報管理ソフト「WebSAM AssetSuite」の新版、「同 Ver.1.2」を発表した。価格は26万円(税別)からで、2月21日より出荷を開始する。
WebSAM AssetSuiteは、IT機器における、メモリやHDD容量といったハードウェア構成情報、ソフトウェアのインストール状況などのインベントリ情報を管理するためのソフト。携帯電話や、机、キャビネットといった道具までを集中的に管理できるほか、リースや保守契約、ライセンス情報と連携した資産管理の機能も備えている。またインベントリ情報はネットワーク経由で自動的に収集でき、管理の手間を軽減可能という。
今回の新版では、対象となるOSを拡大した。従来はWindows XP/2000/Server 2003に限定されていたが、Windows NT 4.0/Me/98/95、HP-UX、Red Hat Enterprise Linux ASにも対応。2007年度上半期中には、Mac OSへの対応も予定する。
加えて、セキュリティパッチなどのソフトウェアを配布・実行する機能が新たに搭載され、PCを最適な状態に保てるようになったとのこと。あわせて、「WebSAM AssetSuite」のアプリケーション配布機能と、運用プロセス管理ソフト「ClearSoXit」を組み合わせた、アプリケーション変更管理機能が強化されている。
なおNECでは、3年間で100システムの販売を見込む。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0702/2001.html
( 石井 一志 )
2007/02/20 11:39
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