株式会社ネオジャパンは2月21日、企業内統合メールシステム「Denbun」を発表した。同日より出荷を開始する。
Denbunは、IMAP4を利用する企業向けのWebメールシステム。単純なメールの受信、送信はもちろん、検索、階層化フォルダ、開封確認、下書きなど、一般的なメーラーが備える機能を標準で搭載する。特徴は、ドラッグ&ドロップでメールをフォルダに移動したり、ウインドウサイズを変更したり、右クリックで各種機能を利用したり、といった、一般のWindowsアプリケーションのような直感的な操作を可能にした点。AjaxもしくはFlashを利用することで、Webブラウザベースであっても、今までのメーラーと同じような感覚でメールを利用できるという。加えて、携帯電話から利用できるモバイル版も用意した。
またDenbunでは、送受信されるメールデータを個人の端末に保存させず、すべてメールサーバーに保管させる仕組みを採用した点も特徴。各ユーザーには、サーバー上に保管されたメールデータの管理・参照だけを行わせるため、メールの集中管理を実現できるとのこと。
対応するサーバーOSは、Windows Server 2003、Red Hat Linux 9、Red Hat Enterprise Linux ES 3/4、Fedora Core 3、Solaris 9/10。クライアント側はWindows XPに対応する。
価格は、1ユーザーあたり月額300円。利用期間は1年ごとで、最低100ユーザーから。ネオジャパンでは、初年度500本の販売を見込む。
■ URL
株式会社ネオジャパン
http://www.neo.co.jp/
プレスリリース
http://www.neo.co.jp/news/070221.html
製品情報
http://www.denbun.com/ja/
( 石井 一志 )
2007/02/21 11:41
|