株式会社野村総合研究所(以下、NRI)と日本オラクル株式会社は2月22日、企業内システムの開発から運用までを管理できる「eXsenju Oracle管理ソリューション」を提供開始すると発表した。NRIのシステム統合運用管理ツール「eXsenju ver2.5」と、日本オラクルの「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control」を連携させて実現される。
このソリューションでは、Oracle Enterprise Manager 10g Grid Controlで検出したアラート情報をeXsenjuへ表示させ、1つのコンソールから、システム全体の状況を把握できるようにする。コンソールへ上がってくる情報に対してはフィルタをかけることも可能で、必要な情報の検知のみを行えるという。
これを利用すると、パフォーマンスチューニングやセキュリティ管理などに必要な情報を、運用・管理担当者が、素早くデータベース管理者へ指示できるようになる。また、データベース管理者や開発担当者による、データベースに対する的確な管理が可能になるため、業務効率が向上するとのこと。さらに、システム監視、構成管理、性能監視、障害対応などの効率化も見込めるとしている。
■ URL
株式会社野村総合研究所
http://www.nri.co.jp/
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nri.co.jp/news/2007/070222.html
( 石井 一志 )
2007/02/22 14:55
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