日本BEAシステムズ株式会社(日本BEA)は2月22日、アプリケーション、プロセス、およびビジネスユーザーを有機的に連携する統合ソリューションの新版、「BEA WebLogic Integration 9.2J」を発表した。同日より出荷を開始している。
BEA WebLogic Integration 9.2Jは、個別に設計された企業システムの統合を図るソフトウェアプラットフォーム。今回の新版では、Eclipseベースの開発環境によって、統合コンポーネントとアプリケーションロジックの作成、テスト、デプロイを簡略化可能。統合プロジェクト完了までの時間を短縮できるという。また、Apache Beehiveプロジェクトに準拠した各種コントロールや、JSR-175 Javaアノテーションに基づいた標準ベースのコード生成機能などを備える。
さらに、複雑なプロセスシナリオをドラッグアンドドロップで設定することにより、プロセスとそのプロパティをリアルタイムに構築、表示、変更可能。プロセスでは、Webインターフェイスのワークリスト機能を用いて、タスクの割り当てやステータスの追跡を行えるとのこと。
参考価格は、1CPUあたり1170万円(税別)。なお今回は、既存製品「BEA WebLogic Server 9.2J」「BEA WebLogic Portal 9.2J」と組み合わせてスイート化した、「BEA WebLogic Platform 9.2J」も同時に出荷された。こちらは、1CPUあたり1566万円(同)。
■ URL
日本BEAシステムズ株式会社
http://www.beasys.co.jp/
ニュースリリース
http://jp.bea.com/news/japan/2007/2007022201.html
( 石井 一志 )
2007/02/23 16:48
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