クオリティ株式会社は3月7日、ドキュメントをPDFへ変換するサーバーアプリケーションの新版、「DocuCom PDF Driver Ver.7 サーバ版」を発表した。
DocuCom PDF Driver サーバ版は、蓄積したデータや帳票をPDFファイルへ変換する製品。Word、Excel、Power PointなどのOfficeアプリケーションだけでなく、印刷可能なアプリケーションであれば、ほぼすべてのファイル形式を変換できるという。またPDF作成時には、パスワード設定が可能なほか、印刷制限や内容のコピー制限、文書の変更制限、すかしの埋め込みなども設定可能で、きめ細かいセキュリティ管理を行えるとのこと。
今回の新版では、Wordとの連携を強化。Word文書内の見出し、リンク情報、コメント情報を簡単にPDFファイルへ反映できるツール「PDF Word」を追加した。またPDF化を行う際に、これまでは該当するファイルをアプリケーションで開いて、印刷からPDF変換を選択する必要があったが、ファイルからダイレクトにPDFを出力できるようにしている。
また今回は新たに、1時間あたりの最大PDF作成数に応じたライセンス形態を用意した。新ライセンスの参考価格は、1000ページ/100ファイルの作成が可能なレベル1ライセンスで30万円から。クオリティでは、初年度300社への導入、1億円の販売を見込む。
■ URL
クオリティ株式会社
http://www.quality.co.jp/
( 石井 一志 )
2007/03/07 15:10
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