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サイオス、Solaris/SPARC用アプリをLinux環境に移行するサービス


 サイオステクノロジー株式会社は3月12日、Solaris/SPARC用のアプリケーションをLinuxに移行するサービス「Virtual LSS Solaris 2 Linux」を開始すると発表した。

 Virtual LSS Solaris 2 Linuxは、「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux」を利用した移行サービス。QuickTransitは、米Transitive社が開発し、株式会社ネットワールドが販売するSolaris/SPARC用に開発されたアプリケーションをインテルアーキテクチャのハードウェアで動かすソフト。Solaris/SPARC用に開発されたアプリケーションのソースコードやバイナリにいっさい変更を加えることなく、インテルアーキテクチャのサーバーで稼働させることができるのが特徴。

 今回提供されるのは、「Solaris 2 Linux 診断サービス」「Solaris 2 Linux 移行サービス」「Solaris 2 Linux コンサルティング/システム移行サービス」の3つのサービス。

 Solaris 2 Linux 診断サービスは、顧客企業で試用しているSolaris/SPARCサーバー上のアプリケーションが、Linuxサーバー上で動作可能かどうかを診断するもの。価格は、10万円より。

 Solaris 2 Linux 移行サービスは、移行可能と判断されたアプリケーションの移行作業を行うもの。診断サービスを実施することが前提。そのままでは稼働しないと診断した場合は、カスタマイズ後に環境を移行する。価格は、20万円より。

 Solaris 2 Linux コンサルティング/システム移行サービスは、大規模なSolarisシステムの移行を計画している企業に対して、コンサルティングと移行作業を提供するもの。診断サービスおよび移行サービスを実施することが前提。価格は、50万円より。



URL
  サイオステクノロジー株式会社
  http://www.sios.com/
  プレスリリース
  http://www.sios.com/news/press20070312.html

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  ・ ネットワールド、インテルCPUでSolaris/SPARC用アプリを稼動させるソフト(2006/07/18)


( 福浦 一広 )
2007/03/12 13:54

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