株式会社CIJは3月15日、ファイル管理ソフト「Oficinamigo」を発表した。出荷開始は3月30日から。
Oficinamigoは、Windows Server 2003にアドオンして高セキュリティのファイル管理を実現するソフト。Active Directoryと連携するとともに、クライアントは、Webブラウザ経由でデータアクセスが可能になる。
運用を始めるにあたっては、「キャビネット」と呼ばれるデータ保存場所を登録。各キャビネットごとに管理者がオープン/ロックの設定を切り替えるだけで、簡単にアクセス制限できるようになるのが特徴。まるで本物のキャビネットの引き出しにファイル保管するような手軽な運用が可能という。わずか3ステップでキャビネット登録できるのも特徴の1つだ。
データ保管にあたっては、ファイルを暗号化した上で、2つのファイルに分割する「秘密分散法」を採用することでセキュリティを確保。そのほか、そのほか、ドキュメントの完成版に署名して存在証明を行う「タイムスタンプ機能」や、保管期限満了間近のデータを管理者に通知する機能、各キャビネットごとにすべての操作を記録し、さまざまな要素で検索可能な「ログ機能」も備える。
価格は75万円/サーバー。サポート費用は15万円/年。サポート契約は、初年度は必須、翌年度からは任意とのこと。
■ URL
株式会社CIJ
http://cij.jp/
プレスリリース(PDF)
http://cij.jp/ofigo/oficinamigo_0314.pdf
( 川島 弘之 )
2007/03/15 19:10
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