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ゼンド、帳票エンジンやジョブキュー機能を搭載した「Zend Platform」新版 |
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ゼンド・ジャパン株式会社は3月23日、PHPサーバーソリューション「Zend Platform」の新版として、「同 3.0 日本語版」を発表した。4月1日より出荷を開始する。 Zend Platformは、PHPサーバーの機能をエンタープライズ環境向けに増強するソリューション。今回の新版では、PHPを最新版の 5.2.xへ対応させたほか、帳票エンジン「BIRT」を搭載し、作成した帳票レイアウトにデータをマージして、PDFやHTMLなどの帳票イメージを簡単に作成できるようにした。またジョブキュー機能を新たに搭載。Webブラウザからのリクエストベースで実施されていたPHPコードの実行が、日時指定や条件指定によって行えるようになっている。 さらに、複数のPHPサーバーでセッション情報を共有しスケーラビリティを向上させるセッションクラスタリング機能が強化され、アベイラビリティが向上している。加えて、SNMPをサポート。PHPの異常な実行をピックアップして報告するPHPインテリジェンスとの連携により、同機能が検出したレポートをSNMPで送信したり、Zend Studio 5.5の画面上に表示したりできるようになっている。 一方、今回は製品ラインアップも改められた。搭載機能別に2つのエディションを設けて、低価格化を実現したという。具体的には、モニタリングとトラブルシューティングの機能、パフォーマンスツールを搭載した「Zend Platform 3.0 PS（Performance Management Server）」と、すべての機能を備えた「Zend Platform 3.0 ES（Enterprise Server）」の2つが用意された。年間ライセンスの価格は、前者が15万円（税別）から、後者が50万円（同）から。 ■ ＵＲＬ ゼンド・ジャパン株式会社 http://www.zend.co.jp/
（ 石井 一志 ）
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