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CrossOver Mac 6.0 英語版
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複数のWindows環境を利用することが可能
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ソフトウェアインストーラ画面
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株式会社ネットジャパンは3月26日、Mac OS X上でWindows専用ソフトを動作させる互換レイヤーソフト「CrossOver Mac 6.0 英語版」を発表した。同日より出荷開始で、価格は1万1550円、ダウンロード版は8400円。なお、日本語環境での動作、日本語アプリケーション、ならびに日本語フォントをサポートする「CrossOver Mac 6.1 日本語版」は5月に発売予定とのこと。
同製品は、Mac OS X上でWindows専用アプリケーションをネイティブに動作させるソフト。Mac OSにWindows互換APIをインストールすることで互換性を実現する。仮想マシン環境の設定やOS・ドライバのインストールが必要なVM(Virtual Machine)と違い、ネイティブに動作させられるため、Windows OSを必要としないのが特徴だ。
同製品をMac OS Xにインストールしたあとは、exeなどのWindowsの実行形式ファイルをダブルクリックするだけで、自動的にファイルを判別してくれる。光学ドライブにCD/DVDなどを挿入した場合も、Windowsのオートランプログラムを自動で判別して開始させることが可能。
また、それぞれ独立したWindows環境をシミュレートするため、複数の異なったバージョン(もしくは同じバージョン)のWindows環境を利用することが可能という。
動作環境は、Intel CPUを搭載したMacシリーズのMac OS X 10.4.4以降。512MBのメモリ、HDDはアプリケーションのインストール用に100MBのほか、利用するWindowsアプリケーションの容量に応じた空きが必要とのこと。
■ URL
株式会社ネットジャパン
http://www.netjapan.co.jp/
ニュースリリース
http://www.netjapan.co.jp/nj/press/news_release/codeweavers/com_e.php
( 川島 弘之 )
2007/03/26 12:38
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