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EMC、ストレージ環境も含めたセキュリティアセスメントサービス


執行役員 グローバル・サービス統括本部長のアルバート・ラパーズ氏
 EMCジャパン株式会社は3月26日、企業のセキュリティ対策レベルの評価・分析と対応策を提示する「ストレージ・セキュリティ・アセスメントサービス」を開始したと発表した。価格は300万円から。

 ストレージ・セキュリティ・アセスメントサービスは、企業の運用・技術・管理面などにおける情報セキュリティ対策の有効性・実施状況を評価するサービス。SANやNAS、CAS、SANスイッチ、ストレージ運用管理などストレージ環境を含めた総合的な情報セキュリティのリスク分析・評価を行うのが特長。同社内で2月に新設したグローバル・サービス部門が提供する。

 同サービスでは、「組織とコントロール」「データのリスク管理」「認証とアクセス管理」「システムの完全性」「ストレージシステムの脆弱性」「機密データ管理と保護」「コンプライアンス管理」「事業継続性管理」などの点で顧客企業の現状を評価し、推奨ソリューションを提案する。提案されるソリューションは、「コンテンツ管理ソリューション」「認証・アクセス管理ソリューション」「インフラ環境ソリューション」「機密データ管理・保護ソリューション」「コンプライアンスソリューション」「BuRA・DRソリューション」の6つ。

 同社執行役員 グローバル・サービス統括本部長のアルバート・ラパーズ氏は、「一般的なセキュリティ対策は、VPNやファイアウォールなど、外部からの脅威に対し防御線の構築・保護を目的としているが、EMCでは情報そのものをセキュアにする情報中心型のセキュリティ対策を提供する」と、インフラ関連セキュリティ部分も対象としている点を強みとした。



URL
  EMCジャパン株式会社
  http://www.emc2.co.jp/
  ニュースリリース
  http://japan.emc.com/news/emc_releases/showRelease.jsp?id=4991


( 福浦 一広 )
2007/03/26 14:34

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