株式会社NTTデータは3月27日、コンタクトセンター開発フレームワーク「i-lligra CONTACT」に、20席以下の小規模コンタクトセンター向け「i-lligra CONTACT スモールスタート版」をサービスメニューとして追加すると発表した。同日より提供開始している。
i-lligra CONTACT スモールスタート版は、小規模のコンタクトセンターを対象として、i-lligra CONTACTの主要機能をハードウェア、ソフトウェアや設定作業まで含めてパッケージ化したコンタクトセンター構築サービス。従来より短期間・低価格で構築できるのが特徴で、20席規模であれば、約2カ月間での構築が可能という。さらに、フレームワーク指向のi-lligra CONTACTの特徴を生かしているため、将来的に機能・規模拡張も容易に行えるとのこと。
またNTTデータでは、同サービスで構築したコンタクトセンターをプロトタイプとして試運転するといった利用方法も提案している。試運転して得たノウハウなどを、実際のオペレーション業務フローの確立や業務全体の改善に役立てていくためのコンサルティングサービスも併せて提供するとのこと。
価格は20席規模以下の場合、ライセンス、ハードウェア、ソフトウェア、導入・設定費用込みで1000万円(税別)。NTTデータでは、2008年度までにi-lligra事業全体で累計30億円の売り上げを目指す。
■ URL
株式会社NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/release/2007/032700.html
( 川島 弘之 )
2007/03/28 14:30
|