株式会社蒼天は4月5日、Windows PC環境向けのクライアントPC管理ソフトウェア新版「LogVillage 1.4」を発表した。同日より販売を開始する。価格は78万8000円(税別)から。
LogVillageは、Windowsログオンやアプリケーションの実行、Webアクセス、印刷などの操作履歴を記録・保存するクライアントPC管理ソフトウェア。OSへのパッチ適用状況やハードウェア情報、アプリケーション情報などを収集する資産管理機能も備えるほか、管理対象のクライアントPCにエージェントを常駐させる必要がない点も特徴という。
今回の新版では、これらの機能のうち、アプリケーションソフトウェアとハードウェアに関する資産情報管理機能を強化。MicrosoftアプリケーションのライセンスIDごとにインストール状況を把握できるようにした。今後はウイルス対策ソフトやAdobe製品なども管理対象にできるように拡張していくという。ハードウェアの管理では、PCの型番、シリアル番号、メモリ容量、ドライブ/NIC名、MACアドレス、IPアドレスといった構成情報が詳細に管理できるようになっている。
また従来は、管理用にSQL Serverを別途購入する必要があったが、新版では管理用データベースを組み込んで提供するように改めた。さらに、管理対象となるクライアントPC情報の管理サーバーへの登録が、Webブラウザから行えるようになったため、導入時の設定をより効率的に行えるようになったとのこと。あわせて、管理画面の使い勝手向上も実現している。
■ URL
株式会社蒼天
http://so-ten.co.jp/
ニュースリリース
http://www.so-ten.co.jp/news/2007/04/logvillage_5.html
( 石井 一志 )
2007/04/05 14:14
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