日本BEAシステムズ株式会社(日本BEA)は4月9日、障害を早期発見・予防するためのサポートツール「BEA Guardian」を提供すると発表した。対象製品のサポートサービス契約を締結しているユーザー向けに、有償オプションとして提供する。価格は1ユーザーあたり36万円(税別)から。
BEA Guardianは、BEA WebLogic Serverと一部のBEA AquaLogic製品向けに提供されるサポートプログラム。システムを実際に観察し、潜在的な問題を検出するとともにユーザーへ対応を促すため、障害対応の負荷を軽減できるという。
利用にあたっては、最新の問題情報定義ファイル(シグネチャパターン)を日本BEAが提供するデータベースからダウンロードし、それに基づいてユーザー環境のWebLogicドメインをスキャン。潜在的な問題を事前に検出する。また、レポート作成機能を搭載するほか、ツール上から日本BEAのサポートセンターへ連絡することもでき、スピーディな問い合わせが可能になるとのこと。
さらにこのツールは、サーバーパフォーマンス向上のためのチューニングポイントや推奨する設定値などを提示する機能も備えている。
対象製品は、WebLogic Platform 8.1/9.x、WebLogic ServerベースのBEA製品、WebLogic Portal、WebLogic Integration、WebLogic SIP Server、AquaLogic Service Bus、AquaLogic Data Services Platform、WebLogic RFID Enterprise Server。
■ URL
日本BEAシステムズ株式会社
http://www.beasys.co.jp/
( 石井 一志 )
2007/04/09 12:55
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