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日本BEA、最新のJava標準に準拠した「WebLogic Server 10.0J」


代表取締役の廣川裕司氏
 日本BEAシステムズ株式会社は4月11日、J2EEアプリケーションサーバー「BEA WebLogic Server」の最新版「BEA WebLogic Server 10.0J」、Eclipseベースの統合開発環境「BEA Workshop for WebLogic 10.0J」、およびWebLogic Server 10.0Jをベースにしたポータル製品「BEA WebLogic Portal 10.0J」を発表した。出荷開始は5月9日の予定。

 WebLogic Server 10.0Jは、Java Enterprise Edition(Java EE)5.0やEnterprise Java Beans (EJB)3.0に準拠したWebアプリケーションサーバー。Java EE 5.0やEJB 3.0など最新のJava標準に準拠したほか、オブジェクト永続化エンジン「KODO」のサポートなど開発者の生産性向上が図られている。そのほか、クラスタリング機能の向上やサービスマイグレーション機能など、パフォーマンスと信頼性の向上なども強化されている。

 同社代表取締役の廣川裕司氏は、「今年度の事業方針として、1)AquaLogic事業の成長、2)WebLogicのさらなる成長、3)ポータル事業の強化、の3つを掲げている。WebLogic Serverはこれまでもリーダーのポジションを得ているが、今回発表の最新版によりさらなる拡大を行っていく。日本においては、パートナー事業を強化することで、事業拡大を推進していく」とした。

 WebLogic Server 10.0Jの価格は、シングルコア・デュアルコアCPUの場合で1CPUあたり198万円(税別)から、クアッドコアCPUの場合で1CPUあたり297万円(税別)から。WebLogic Portal 10.0Jの価格は、885万円(税別)。なお、Workshop for WebLogic 10.0Jは、WebLogic Server 10.0Jに無償バンドルされる。



URL
  日本BEAシステムズ株式会社
  http://www.beasys.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.beasys.co.jp/news/japan/2007/2007041101.html


( 福浦 一広 )
2007/04/11 18:54

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