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ユニアデックス、Linux障害メッセージの対処法を検索できる「OSSメッセージペディア」


 ユニアデックス株式会社は4月25日、Linux障害発生時に表示されるメッセージ内容の意味と対処方法を参照できる「OSSメッセージペディア」を開発、同日より公開すると発表した。

 OSSメッセージペディアは、Linux障害発生時に出力される警告や障害メッセージの意味、その対処方法などを検索・参照できるメッセージ検索システム。サポート部門に報告されている警告・障害メッセージや、システムログに蓄積されることの多い警告・障害メッセージなどを照会可能。現在登録されているメッセージデータ数は356。同社によると、Linuxカーネル障害時に表示される可能性のあるメッセージの1割弱に相当するとしている。なお、メッセージデータは、株式会社日立製作所、ミラクル・リナックス株式会社と共同で作成したとのこと。

 OSSメッセージペディアに登録されているメッセージデータは改変・複製・再配布可能なオープンソース形式のドキュメントライセンスで公開されていることから、加筆・修正を行うメンバーを広く集めることでコンテンツの充実を図る考え。

 今後、OSSの開発者支援サイト「SourceForge.net」上にOSSメッセージペディア自体のプログラムソースコードを公開することで、OSSメッセージペディアの開発プロジェクトに参加可能な環境を整える予定。



URL
  ユニアデックス株式会社
  http://www.uniadex.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.uniadex.co.jp/news/syosai/n1_20070425.html
  OSSメッセージペディア
  http://ossmpedia.org/


( 福浦 一広 )
2007/04/25 12:19

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