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ソースネクスト、Webベースで利用できる無料のオフィスソフトを発表
Microsoft Officeとの高い互換性が特長
ThinkFree てがるオフィスの特長
米ThinkFree CEOのTJ Kang氏
ソースネクスト株式会社は5月14日、Webベースのオフィスソフト「ThinkFree てがるオフィス」を発表した。ベータ版を同日より無償公開し、9月より正式サービスとして提供を開始する。
ThinkFree てがるオフィスは、米ThinkFree, Inc.が開発したThinkFree Onlineを日本語化して提供するオンラインサービス。ワープロソフトの「ThinkFree てがるワープロ」、表計算ソフトの「ThinkFree てがる表計算」、プレゼンシート作成ソフトの「ThinkFree てがるプレゼン」の3製品が提供される。Webブラウザ上で利用できるため、インターネットにつながったPCから、いつでもどこでも利用できる。作成したファイルは、1GBのオンラインフォルダのほか、ローカルPCにも保存することが可能。
ThinkFree てがるオフィスの最大の特長は、Microsoft Officeとの互換性の高さ。米ThinkFree CEOのTJ Kang氏は、「Googleが提供するDocs & Spreadsheetsはすばらしい製品ではあるが、Microsoft Officeのファイルを正しく開くことができない。これに対して、ThinkFreeは7年以上にわたってMicrosoft Officeを研究しており、非常に高い互換性を持っている」と、使い勝手を含めて、既存ユーザーにとって利用しやすい製品であると強調した。
ThinkFree てがるワープロ
ThinkFree てがる表計算
ThinkFree てがるプレゼン
ワークスペース。作成したファイルの一覧などが表示されている
ThinkFree てがるプレゼンの画面。PowerPointと似たインターフェイスとなっている
作成したファイルはインターネットに公開することも可能
同社代表取締役社長の松田憲幸氏
同社代表取締役社長の松田憲幸氏は、「オフィスソフトは企業内だけでなく、自宅でも利用する機会が高いソフト。そのため、多くのユーザーから、より安い製品を求める声や、どこでも利用できること、どのPCからでも編集できること、ファイルを気軽に共有したいなどの要望があがっている。これを実現するのが、今回発表したThinkFree てがるオフィス。インターネット環境さえあればどこからでも利用でき、作成したファイルはインターネットを通じて共有することができる」と述べた。
正式サービスは、9月に開始する予定。また、ローカルPCでオフラインでも利用できるパッケージ版を秋に提供する。価格は無料だが、同期サービスや容量をアップした有償サービスの提供も予定しているとのこと。
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URL
ソースネクスト株式会社
http://www.sourcenext.co.jp/
プレスリリース
http://www.sourcenext.info/sp/press/070514_thinkfree.html
ThinkFree てがるオフィス
http://www.thinkfree.co.jp/
( 福浦 一広 )
2007/05/14 14:33
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