株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)は5月17日、内部統制を行う上でのプロセスごとに必要なソリューションをまとめた「奉行内部統制支援ソリューションフレームワーク」を発表した。6月下旬から提供を開始する。
同ソリューションフレームワークは、内部統制の整備に必要なステップを、1)プロジェクト運用、2)文書化、3)文書管理、4)評価・改善、5)業務基盤統制、6)IT基盤統制の6つのプロセスに分け、それぞれのプロセスに必要なITツールをフレームワークとして提供するソリューション。これらのプロセスの中から必要なものだけを利用することが可能。このため内部統制を進める企業が、どの段階にいたとしても、最適なソリューションを見つけることができるという。
具体的な内容としては、1)で、内部統制の実施にあたってプロジェクトがスムーズに進行するよう計画・遂行をコンサルティングし、2)では、文書化支援ソリューション「奉行DOCUMENT Pack」を提供、3)では、文書管理ソリューション「e場 for 奉行」を提供、4)では、モニタリング管理ソリューション「内部統制大王 for 奉行」を提供する。
5)では業務基盤統制を実現するため、業務処理の統制を行う「奉行シリーズ」「リスクモンスター for 奉行」「奉行ソリューションズ」、承認ワークフローとして「Manage for 奉行」、資産管理として「償却奉行」「資産管理システム」を提供する。
6)ではIT基盤統制を実現するため、ITの全般統制を行う「内部統制大王 for 奉行」、データ保全として「奉行 with Citrix Access」「OBCストレージサービス」「BUCKUP奉行」「OBCセキュアアクセスキー」、アカウント管理・認証として「e-UBF for 奉行」「SecureSuiteXS for 奉行」「人事奉行」などを提供する。
これらにより、基幹業務の整備と業務フローの確立、および効率化を実現。洗い出されたリスクの低減を支援するとのこと。
■ URL
株式会社オービックビジネスコンサルタント
http://www.obc.co.jp/
ニュースリリース
http://www.obc.co.jp/news/release/news_070517.html
( 川島 弘之 )
2007/05/17 13:12
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