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サンブリッジ、WebブラウザからRSSを直接配信できる「modiphi」をベータ公開

“使っていて気持ちのいい”インターフェイスを採用

modiphi

Modiphi事業部エグゼクティブプロデューサーの小川浩氏

modiphiのサービス概念図
 株式会社サンブリッジは5月18日、Webブラウザから直接RSSフィード形式で記事配信できるインターネットサービス「modiphi(モディファイ)」ベータ版の公開を開始すると発表した。法人・個人ともに無料で利用できる。

 modiphiは、RSSフィード形式で記事を直接配信できるコンテンツマネジメントシステム。Webブラウザから直接配信できるのが特長で、テキストでの配信のほか、ポッドキャストなどにも対応している。RSSフィードの作成機能のほか、RSSリーダー機能も用意されている。

 同社Modiphi事業部エグゼクティブプロデューサーの小川浩氏は、「2003年ごろのRSSフィードはブログとイコールの関係といえた。それが、現在ではさまざまなWebサイトからRSSフィードは生成されるようになっている。しかし、どれもHTMLありきでRSSフィードが生成されているのが現状。modiphiは、ブログやWebサイトを持たなくてもRSSフィードを生成できる日本初のエッジフィーダー」と説明する。

 こだわったのは、使っていて気持ちのいいインターフェイス。「クリックするたびに切り替わるデザインではなく、ページ遷移しないデザインにした。また、各ページは横方向にスクロールするインターフェイスを採用した」(小川氏)と紹介。「エディタ機能では、既存RSSフィードの引用機能やカレンダーや地図情報も入力できる。また、マイクロフォーマットに準拠した情報の埋め込みにも対応している」(小川氏)と述べた。

 同社では、イベント告知やプレスリリースの配信などの法人向け利用のほか、友人・知人とのコミュニケーション、連絡先などの告知、スケジュールの通知といった個人利用などに対応可能と説明している。

 modiphiの収益モデルについて、小川氏は、「有料のASPサービスやmodiphiのOEM提供などを想定している」とした。


代表取締役会長兼グループCEOのアレン・マイナー氏
 modiphiは、同社が手がけるEIR(Entrepreneur in Residence:客員起業家)制度の第一号プロジェクトとしてスタートした事業。EIRは、ベンチャーキャピタルが起業準備中の基本給と成功報酬を保証し、外部から起業家を招き、投資対象となるベンチャーを興させる制度。同社代表取締役会長兼グループCEOのアレン・マイナー氏は、「EIRは、サンブリッジの立ち上げ当初から取り入れたいとおもっていたもの。今回制度としてEIRを取り入れた初の事業としてmodiphiを立ち上げることができた。業界に対して影響を与えるサービスになるものと非常に期待している」と述べた。


ゲストとして登場した株式会社エル・カミノ・リアル代表取締役の木寺祥友氏。「携帯電話向けRSSリーダーのECReal Reader内にmodiphi専用フォルダを用意する予定」 同じくゲストとして登場したチームラボ株式会社 代表取締役社長の猪子寿之氏。「ピュー、ポッ、パーって日本にはないインターフェイスが気持ちいい。正直くやしいって感じ」


URL
  株式会社サンブリッジ
  http://www.sunbridge.com/
  プレスリリース
  http://www.sunbridge.com/news/press/2007/05/rss_modiphi.html
  modiphi
  http://www.modiphi.com/

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  ・ サンブリッジ、WebブラウザからRSSを直接配信できる「modiphi」(2007/03/16)


( 福浦 一広 )
2007/05/18 14:10

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