株式会社日立情報システムズ(以下、日立情報)は5月22日、電子メールのアーカイブと高速検索、フィルタリングを行うパッケージ製品「WISE Audit」を活用した「電子メールアーカイブ・検索サービス」を発表した。同日から提供を開始する。
WISE Auditは株式会社エアーが開発した電子メールのアーカイブフィルタリング製品。日立情報では、エアーとのアライアンス契約により、ユーザーのニーズやシステム環境に応じて、「データセンター型アウトソーシングサービス」「導入・構築サービス」「遠隔マネッジド型アウトソーシングサービス」「製品販売サービス」などを提供する。
データセンター型アウトソーシングサービスでは、日立情報のデータセンターを利用してメールアーカイブ環境を提供。ユーザーは初期投資負担を軽減できるほか、既存のセキュリティソリューションとの連携した総合的な対策が可能となる。価格は35万円/月から。
導入・構築サービスでは、ユーザー環境にメールアーカイブシステムを構築。導入後には、セキュリティポリシーによるきめ細かいサポートサービスを提供する。価格は、システム構築が50万円から、サポートサービスが5万円/月から。
遠隔マネッジド型アウトソーシングサービスでは、ユーザー環境に構築したメールアーカイブシステムをリモートで監視、情報分析を行う。価格は50万円/月から。
製品販売サービスでは、ユーザー自身でセキュリティ環境を構築したい場合に、WISE Auditや必要となるアプライアンスなどを販売する。WISE Auditの価格は135万円から。製品サポートサービスが5万円/月から。
日立情報では、今後2年間で100社、5億円の売り上げをめざす。
■ URL
株式会社日立情報システムズ
http://www.hitachijoho.com/
( 川島 弘之 )
2007/05/22 17:24
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