NECフィールディング株式会社は5月30日、24時間365日体制でサーバーの運用状況を監視するサービス「WebSAMオフィス運用監視サービス」を発表した。NECのPCサーバー「Express5800シリーズ」を対象に、主に、サーバー台数10台以下の中小規模システム向けに提供される。サービス開始は8月1日より。
WebSAMオフィス運用監視サービスは、NECのサーバー監視ソフト「WebSAMオフィス」を利用したサーバーの運用監視サービス。NECフィールディングの監視センターから24時間365日体制で遠隔監視を提供し、サーバー運用監視に必要な作業はすべてNECフィールディングが行うため、ユーザーは専門知識がなくとも利用できる。障害検知時には、ユーザーへ電話もしくはメールで障害発生を通知するとともに、別途締結するハードウェア保守契約のサービスレベルに応じて、障害復旧作業が行われる。
またハードウェア障害だけでなく、プロセス/サービス監視といったソフトウェアの監視や、Windows Serverのイベントログ監視、CPU利用率やメモリ利用率などのリソース監視もあわせて提供するため、障害発生の事前検知も可能になるという。
価格は、サーバー1台あたり、初期費用2万円(税別)、月額運用費用6000円(同)。サーバー管理ソフトの利用料金も月額費用に含まれているので、ユーザーは導入コストを削減できるとのこと。
■ URL
NECフィールディング株式会社
http://www.fielding.co.jp/
( 石井 一志 )
2007/05/30 11:25
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