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NECソフト、セキュリティ機能を強化したWebメールサーバー「WitchyMail」


 NECソフト株式会社は5月30日、Webメールサーバー「WitchyMail」の最新版「WitchyMail V3.0」を発表した。6月20日より販売を開始する。

 WitchyMailは、BIGLOBEでサービス中の「ウェブリメール」を元に企業利用向けに機能強化された製品。企業のPOPサーバーに蓄積されたメールを読み込み、Webブラウザで閲覧できるように加工して保存するため、PCでメールを取り込むことなくWebブラウザでメールを閲覧できるのが特長。また、Ajaxを採用することで、メールのドラッグアンドドロップや右クリックによるショートカットメニューの表示などPCのメーラーと同等の使い勝手を提供するユーザーインターフェイスを備えている。そのほか、携帯電話のWebブラウザからもメールの送受信を行うことができる。

 最新版では、誤送信防止機能やメール暗号化システムとの連携、添付ファイル制御システムとの連携など、セキュリティ機能を強化。そのほか、メールサーバーとの通信プロトコルとして、POP3に加えIMAP4をサポートしている。

 動作環境は、OSがRed Hat Enterprise Linux ES 2.1/3.0/4.0、AS 2.1/3.0/4.0。WebサーバーがApache 1.3.26以上。

 価格は、250ユーザーで96万円(税別)より。同社では、今後3年間に200セット、カスタマイズ、SI、保守費用を含め、約10億円の売上げを見込んでいる。



URL
  NECソフト株式会社
  http://www.necsoft.com/
  プレスリリース
  http://www.necsoft.com/press/2007/070530.html

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( 福浦 一広 )
2007/05/30 11:34

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