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サイバーテック、XMLデータベースを活用する製造業向けコンテンツ管理システム |
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文書工房は、製造業を主な対象にしたコンテンツ管理ソリューション。「工業製品の図面・製品情報をはじめとする、製造業のさまざまなコンテンツ管理に最適。画像・CADデータといったコンテンツとXMLのメタデータをワンセットにすることにより、探したいものを瞬時に探し出せるようにする」（代表取締役社長の橋元賢次氏）。 具体的には、製品情報メタデータ、コンテンツ、および両者をひも付けるためのメタデータを、同社の主力製品であるXMLデータベース「Cyber Luxeon」へ格納することで実現する。ソリューションの特徴は、「グルーピングという概念を盛り込み、いちいち図面と製品をひも付ける必要をなくしている点」（マーケティング・コミュニケーション部の小野雅史氏）。通常の運用では、1対1ではなく1対Nの、相互に複雑な関係性を定義する必要があることが多いものの、文書工房では、いったんグループを作っておけば、次回以降は自動でコンテンツのひも付けを行ってくれる。 また、コンテンツから該当製品を特定できる逆引き検索機能を持ったセールスポータルモジュール、製品自動特定機能付きのエンジニアポータルモジュール、ユーザー管理やログの保管などを行う管理者ポータルモジュール、といった各Webアプリケーションモジュールを用意。システム化コンサルティング、XMLデータ設計サービスとあわせて提供する。価格はこれらの合計で745万円（税別）から。 なおこのソリューションでは、現場の意見を反映するためのプロトタイプで仕様を決めながら、同時並行でシステム設計が行える点も特徴。CMS（コンテンツ管理システム）やPLMパッケージのカスタマイズ、フルスクラッチでのシステム開発時などと比べると、システム開発期間の大幅短縮やコスト削減を実現できるという。 主な対象は、設備機器、医療機器、自動車機器、精密機器、といった多品種少量生産を行っている機械メーカー。小野氏は、「ここまでターゲットを絞ったアプローチをしているところはない。XMLデータベース自身がまだ初期市場にいるという認識から、こういう形での販売を行っていく」とコメント。従来のコンテンツ管理では実現できなかった、あらゆる図版や製品仕様書などの、製品情報とひも付けられたコンテンツの検索、特定、入手が瞬時に行えるソリューションだ」とアピールした。 ■ ＵＲＬ 株式会社サイバーテック http://xml.cybertech.co.jp/ ■ 関連記事 ・ サイバーテック、検索速度を20倍以上向上させたXMLデータベース「Cyber Luxeon」（2006/09/04）
（ 石井 一志 ）
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