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NetIQ、セキュアな運用を可能にするActive Directory向け管理・監査ツール


Directory and Resource Administratorの画面イメージ
 NetIQ株式会社は6月5日、Active Directoryを安全に運用するためのソフト「Directory and Resource Administrator」(以下、DRA)を発表した。

 DRAは、Active Directoryの管理を安全に行うためのソフト。Active Directory上で使用できる権限を300以上に細分化し、それらを1つ1つ担当者にアサインする仕組みになっているので、業務に必要な最小限の権限のみを委譲できる。この際、いくつかの権限をまとめて「役割」を定義しておけば、複数の担当者に対しての権限委譲も容易に行えるとのこと。

 また。権限を有効にするオブジェクト、グループ、あるいはOU(Organization Unit)、ドメインを制限しておくことにより、作業対象を制限可能で、ほかのオブジェクトの存在を非表示にすることもできる。さらに、ドメインやドメインコントローラのポリシーを設定することなく、「誰が」「いつ」「何に対して」「何を行った」のかを、監査用のログに記録する機能も備える。加えて、ユーザー、グループ、コンピュータの作成・複製・変更・削除などに付随する作業を自動化させる機能も搭載し、自動化による作業の効率化、作業ミスの減少が期待できるとのこと。

 料金は、1シート(100ユーザー)あたり25万6000円(税別)から。



URL
  NetIQ株式会社
  http://www.netiq.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.netiq.co.jp/press/pr20070605.htm


( 石井 一志 )
2007/06/05 16:17

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