富士通株式会社は6月7日、コンタクトセンターソリューションを強化すると発表した。この一環として、HDI-Japanと連携し、国際標準に基づいたコンタクトセンターの評価・ベンチマーキング・業務改善支援のサービスを提供開始する。
このサービスにおいては、HDI-Japanの持つアセスメント、ベンチマーキングテンプレートなどのノウハウを活用する。具体的には、HDI国際サポートセンタースタンダードの66項目に基づいて、HDIオーディタが顧客のコンタクトセンターのアセスメントを行う「サポートセンター国際標準アセスメント」サービスを提供する。これによって顧客は、国際標準と比較した自社コンタクトセンターの客観的評価を行えるという。価格は120万円から。
また「お問合わせ窓口格付け・ベンチマーキング」サービスでは、HDIが行ってきた、15業界200社を超える問い合わせ窓口の格付け評価実績をもとにしたベンチマークデータを利用し、各コンタクトセンターの現状を他社と比較。改善のポイントを探る支援を実施する。価格は50万円から。
このほか、HDI-Japanと連携し、同社の持つコンタクトセンターのノウハウ・業界情報を活用した提案のもとで、コンタクトセンターの業務プロセス改善を支援するサービスや、HDI認定プログラムに基づくコンタクトセンターの国際認定サービスなども提供するとしている。
なお富士通では、今後3年間で50件サービス実施を見込む。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/06/7-2.html
( 石井 一志 )
2007/06/07 19:16
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