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マイクロソフト、教育機関のICT活用を支援する「エデュステーション」


 マイクロソフト株式会社は6月8日、教育機関向けトータルICT(Information and Communication Technology)ソリューション「エデュステーション」を発表した。初等から高等教育まですべての教育機関を対象としたもので、5つのICTソリューションが用意されている。

 「セキュアデスクトップパッケージ」は、シンクライアント環境をベースに学校内のすべてのPCを一元管理することで、総合的なセキュリティ対策を行うソリューション。Forefront Client Security、Active Directory、Windows Terminal Services、Microsoft Desktop Optimization Packなどにより構成される。

 「セキュアシステムパッケージ」は、学校運営・経営で取り扱うさまざまな情報を管理・運用する情報基盤を提供する統合パッケージ。Forefront Security、System Center Operations Manager、System Center Configuration Managerなどにより構成される。

 「Learning Gateway」は、児童・生徒、学生、教職員、経営者、保護者、地域住民など、学校に関わるあらゆる人々との情報共有やコラボレーションの促進・強化を実現する統合学校ポータルサイト。Office SharePoint Server、Exchange Server、Office Communications Serverなどにより構成される。

 「Windows Live@edu」は、教育機関向けのWebサービス。Webメールやブログなどを無料で利用可能。システム保守をマイクロソフトが行うため、システム維持管理などの手間やコストを最小限に抑えられるのが特長。

 「業務アプリケーション基盤パッケージ」は、学校運営や経営に関わる学内の情報システムを効率化するソリューション。既存のさまざまなデータ資産の有効活用や業務の効率化を実現する。BizTalk Server、SQL Serverなどにより構成される。

 同社では、パートナー企業を通じて、全国約170の教育機関への導入を目指すとしている。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3093
  エデュステーション
  http://www.microsoft.com/japan/education/edu_station/


( 福浦 一広 )
2007/06/08 14:34

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