NECビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)は6月11日、メールのセキュリティ対策からシステム運用までをASPで提供する企業向け「メールアウトソーシングサービス」を発表した。同日から提供を開始する。
同サービスは、BIGLOBEのデータセンターにて、メールのセキュリティ対策やシステム運用・管理を代行するASPサービス。同データセンター上に構築したメールシステムを「迷惑メールチェック」「メール監査」などの機能ごとにコンポーネント化し、顧客のニーズに応じて組み合わせて利用できるのが特徴だ。
具体的なサービスメニューとしては、BIGLOBEが会員向けに提供してきた「迷惑メールチェック」や「メールウイルスチェック」などの機能に加え、「メール保管・監査」機能を追加。ユーザーは自社でシステム構築する必要がなくなり、BIGLOBEの運用ノウハウを活用できるので、高度なメール環境が容易に構築できるという。
価格は、メールアカウント数が500の場合で、メールウイルスチェックおよび迷惑メールチェックがそれぞれ、初期費用20万円(税別)、月額費用16万円(同)から。メール保管・監査が初期費用150万円(同)、月額費用36万円(同)から。
BIGLOBEでは、2008年度末までに50社への導入、5億円の売り上げをめざす。
■ URL
NECビッグローブ株式会社
http://www.biglobe.ne.jp/
プレスリリース
http://www.biglobe.co.jp/press/2007/0611-1.html
( 川島 弘之 )
2007/06/11 12:25
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