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シマンテック、仮想環境対応を強化したバックアップ・リカバリソフト最新版


 シマンテック株式会社は6月20日、バックアップ・リカバリソフトの最新版「Symantec Backup Exec System Recovery 7.0」を発表した。6月21日より提供を開始する。

 Symantec Backup Exec System Recoveryは、WindowsサーバーやクライアントPCのドライブ全体のバックアップ・リカバリを行える製品。ドライブ全体をバックアップできるため、OSを含めてリカバリできるのが特長。また、バックアップ元と異なるサーバーやPCに対してのリカバリにも対応しているため、ハードウェア障害などが起きた場合に他のハードウェアを用いた復旧も容易に行える。

 最新版では、パフォーマンスの向上のほか、Windows Vistaやx64プラットフォームへの対応、VMware ESX ServerやMicrosoft Virtual Serverなど仮想環境のサポートが行われている。仮想環境のサポートでは、物理サーバーから仮想サーバーへの変換のほか、仮想サーバーから物理サーバーへの変換に対応している。

 また、Exchange Server全体の回復などが行える「Backup Exec System Recovery Exchange Retrieve Option」も新たに用意。個別のメッセージや添付ファイル、フォルダ、メールボックスなどの回復を各ユーザー自身で行えるのが特長。そのほか、集中管理機能として「Backup Exec System Recovery Manager」を新たに用意。これにより、バックアップジョブの作成、リアルタイムステータスの確認、レポートの作成などを一元的に行うことができる。

 価格は、Server Editionがサーバーあたり20万8100円、Windows Small Business Server Editionがサーバーあたり13万2100円、Desktop Editionが1万3100円、Exchange Retrieve Optionがサーバーあたり18万9100円、Backup Exec System Recovery Managerが1システムあたり28万4100円。



URL
  シマンテック株式会社
  http://www.symantec.com/ja/jp/
  ニュースリリース
  http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20070620_01


( 福浦 一広 )
2007/06/20 13:00

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