株式会社日立情報システムズ(以下、日立情報)は6月21日、公衆回線からの通話を直接録音できる小規模オフィス向け通話録音ASPサービス「RecMate」を発表した。
RecMateは、電話の公衆回線から通話音声を直接録音・保管し、PCのWebブラウザで検索・再生できるASPサービス。小型(B5版サイズ)の通話録音装置をモジュラージャックに接続するだけで利用できるのが特徴。
アナログ回線・INS64回線・ハンドセットに対応し、同時に4回線まで録音できる。データの改ざんができないほか発信者番号も記録できるため、証跡として活用することも可能という。検索を行う際は、特別なソフトをインストールする必要もなく、日時・電話番号・発着信・通話分類コードを指定することで容易に行える。
価格は、初期費用が通話録音装置の工事費として1万~2万円程度。運用費用が月額1万5000円/回線。そのほか個別ソリューションサービスは、導入環境に応じて個別見積もりとしている。
日立情報では、利用回線が8回線までの小規模オフィス向けに、年間10億円の売り上げをめざす。
■ URL
株式会社日立情報システムズ
http://www.hitachijoho.com/
( 川島 弘之 )
2007/06/21 12:24
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