インフォコム株式会社は6月28日、日本版SOX法の内部統制対応において、文書化作業の進ちょく状況をリアルタイムで確認できるツール「内部統制ダッシュボード」を発表した。コンテンツ管理ソフト「Livelink」のオプションとして提供される。
Livelinkは、企業内に存在するデータを電子化して保存・管理・照会・閲覧するための企業内コンテンツ管理ソフト。インフォコムでは、Livelinkを中核に、内部統制文書の作成作業や有効性のテスト・評価業務の進ちょく状況をWebブラウザから確認できる「Livelink 内部統制ソリューション」も展開している。
今回提供される内部統制ダッシュボードは、内部統制対応業務における文書化進ちょく状況を可視化するソフト。Livelinkの既存ユーザー企業数十社へ評価導入を進めていたものを正式に製品化したとのことで、統制文書個々の作業進ちょく率、作業ステータスおよびドキュメントデータを、作業内容全体だけでなく組織や文書化プロセス、作業状況別にフィルタリングして画面上にレポート表出できる。
また全体の作業進ちょく確認においても、文書化プロセスごとの進ちょく率をグラフ形式で明示可能で、作業の遅れなどの確認をリアルタイムで行えるとのこと。
インフォコムでは、初年度に30社への導入を見込む。
■ URL
インフォコム株式会社
http://www.infocom.co.jp/
プレスリリース
http://www.infocom.co.jp/cone_new_jp/info/press/2007/p07062801.html
( 石井 一志 )
2007/06/28 17:54
|