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コスモシステム、本番環境への導入が可能なJavaアプリケーション障害解析支援ソフト


 コスモシステム株式会社は7月3日、株式会社アイ・プライドが開発したJavaアプリケーション障害解析支援ソフトウェア「C'cat for Java!」を発表した。同日より販売を開始する。

 C'cat for Java!は、Javaアプリケーションの障害解析を支援するツール。障害解析に必要な情報を自動で取得して原因の特定を容易にする。製品は、障害を監視する「障害情報取得ツール」と、ダンプデータを分析する「障害分析支援ツール」の両ソフトウェアから構成されている。

 障害情報取得ツールは、アプリケーションサーバーに導入するツールで、障害が発生した処理に関するさまざまな情報を取得するもの。収集作業は障害発生時にのみ行われるため、通常の状態でオーバーヘッドが発生することはなく、本番環境でも運用可能という。また、Java VMと協調して動作するため、導入の際にアプリケーションを変更する必要はないとのこと。

 一方の障害分析支援ツールは、ダンプデータを保守用PCにグラフィカルに表示するツール。操作性はEclipseなどの統合開発環境に準じているため、本番環境でデバッグしているような感覚で作業できるという。

 対応するJBoss 4.0、BEA WebLogic Server 8.1/9.2、WebSphere Application Server 6.1といったアプリケーションサーバーに対応する。

 価格は1サーバー(筐体)あたり18万円(税別)/月から。



URL
  コスモシステム株式会社
  http://www.cosmo-sys.co.jp/
  製品情報
  http://c-cat.jp/


( 石井 一志 )
2007/07/03 14:56

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