日本CA株式会社は7月12日、ITILの視点でIT環境の一元管理を行うシステム管理ソリューション新版、「CA Unicenter Network and Systems Management r11.1(以下、CA NSM)」を発表した。同日から出荷を開始する。
CA NSMは、さまざまなシステム構成情報を連携させて統合的に監視・運用できるシステム管理ソリューション。新版の特徴は、CMDB(Configuration Management Database:構成管理データベース)として利用可能な「CA-MDB」を搭載すること。異なる製品やプラットフォームが混在する複雑なIT環境下でも、システム構成情報を一元管理できるという。
また、標準搭載の「Management Command Center」および「Management Portal」といった機能により、複数の管理ソリューションを統括する“Management of Managers”が実現できる。表示したい機能をカスタマイズし、それぞれのユーザーの役割とニーズにあった効率的な作業環境を作成することで、日本CAの他製品のほか、他ベンダの管理ソリューションも統合することが可能だ。
そのほか、新版では自律管理機能を強化。監視対象の状態やパフォーマンスをいち早く把握し、リアルタイムに通知・応答することができるとのこと。
動作環境は、マネージャがWindows、エージェントがWindows、UNIX、Linux。
■ URL
日本CA株式会社
http://ca.com/jp/
プレスリリース
http://ca.com/jp/press/Release.aspx?CID=147847
( 川島 弘之 )
2007/07/12 16:12
|