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NEC、顧客の通話内容もテキスト化できるコンタクトセンター向け音声認識ソフト |
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日本電気株式会社は7月24日、通話内容をリアルタイムにテキスト化する音声認識ソフト「CSVIEW/VisualVoice（シーエスビュー/ビジュアルボイス） V2.1」を発表した。同日より販売を開始、10月1日より出荷を開始する。 VisualVoiceは、同社中央研究所が開発した音声認識エンジンを中核としたコンタクトセンター向けの音声認識ソフト。認識エンジンが持つ音のモデルと音声を照合する照合アルゴリズムと、話者の声の特徴を最適に学習する自律型話者適応方式の採用により、自然な会話をリアルタイム・高精度で認識できる。 今回、統計的手法に基づき、音声と雑音を区別する「モデルベース音声検出」機能や、話者の声の違いを自動的にとらえ、声の特徴に合わせて音声認識を行う「特徴量正規化/話者適応」機能を搭載したことで、顧客の通話内容もテキスト化できるのが特長となっている。そのほか、管理者向けの機能として、あらかじめ登録したキーワードや頻出検索ワードを通話から検出して管理者に通知したり、関連するFAQを表示する機能も用意されている。 価格は、オペレータと顧客の音声をリアルタイムに文字化する「VisualVoice V2.1オペレータ支援」が400万円（税別）から、特定ワードの検知、通話検索などが行える「VisualVoice V2.1 スーパーバイザー支援」が400万円（税別）から、両製品をセットにした「VisualVoice V2.1 コンタクトセンター支援」が600万円（税別）から。 同社では今後3年間で100システムの販売を見込んでいる。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0707/2401.html 製品情報 http://www.sw.nec.co.jp/middle/VisualVoice/
（ 福浦 一広 ）
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