株式会社SRAは8月2日、SOA基盤「ASIMA 2.0」を発表した。
ASIMAは、SOA/Webサービスを利用して企業システムを構築・運用していくためのSOA基盤で、SOA実行基盤の「ASIMA SERVER」と、EclipseベースのSOA開発環境「ASIMA IDE」から構成される。ASIMA SERVERは、アプリケーションサーバーのApache Geronimoをはじめ、Spring FrameworkやTomcat、ActiveMQ、ServiceMIX 3.1.1、BPELエンジンのApache ODE 1.0などを組み合わせたもの。これらのOSS製品によって、SOAを実現するために必要な機能を一通りそろえているという。一方のASIMA IDEでは、Eclipse 3.3をベースに、豊富なWebServiceサポート機能を持つプラグインのWTP、SRA独自のフレームワークなどを追加している。
ASIMA SERVERはSRAのWebサイトから無償でダウンロード可能だが、セキュリティパッチの提供や導入、運用における問い合わせには有償サポート契約が必要となる。価格は1サーバーあたり21万円/年で、サポート契約者にはASIMA IDEを無償で提供するとのこと。なお今後は、今後は、BPMの導入や認証、ユーザー管理などのサービスを追加していく予定とのこと。
■ URL
株式会社SRA
http://www.sra.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sra.co.jp/public/sra/topics/topics2007/070802.shtml
( 石井 一志 )
2007/08/02 16:21
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