株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は、FAXシステム「PerfectStation」の新版、「PerfectStation V2」を8月6日より販売開始する。
PerfectStationは、UNIXプラットフォームを採用したFAXシステム製品。FAXで送られてくる注文書などを自動受信・自動OCR認識し、サーバー上でデータを蓄積・管理・参照できる。また自動FAX送信の機能も搭載している。
今回の新版では、1サーバーあたりで対応可能な最大回線数をこれまでの倍となる92回線に拡大したほか、顧客のニーズにあわせて提供した各種機能を部品化し、オプション機能としてラインアップに加えた。主なオプションとしては、Web画面からFAXの内容確認や受信FAXのOCR修正を行える「Webインターフェイス機能」、WordやExcelなどから直接FAXを送れるようにする「FAXクライアント機能」、受信FAXをPDF化する際に暗号化やパスワード設定を行う「PDFセキュリティ機能」、QRコード認識機能などを用意している。
価格は、基本セットが350万円(税別)からで、年間保守料はライセンス価格の20%。オプション機能は、Webインターフェイス機能やFAXクライアント機能が200万円(同)から、そのほかの機能は個別見積もりとなっている。富士通SSLでは、2年間で40セットの販売を見込む。
■ URL
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
http://www.ssl.fujitsu.com/
プレスリリース
http://www.ssl.fujitsu.com/release/2007/08/1.html
( 石井 一志 )
2007/08/03 14:00
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