株式会社システムインテグレータは8月10日、Oracle Database管理機能をGUIで提供する開発支援ツール「SI Object Browser」の新版、「同 Ver.10」を発表した。同日から販売を開始する。
SI Object Browserは、Oracle Databaseの開発、管理、メンテナンスといった各種機能を統合した、オールインワンの開発支援ツール。姉妹製品のデータモデリングツール「SI Object Browser ER」、アプリケーション開発支援ツール「SI Object Browser AP」などと組み合わせることで、開発サイクルを効率化して生産性を向上するという。
新版では、Windows Vistaに対応したほか、SQL作成支援機能を強化。SQL入力を補完する「コード補完機能」、SQLフォーマットを自動で整える「SQL整形機能」、複数SQLの同時実行を可能にする「マルチSQL」を新たに拡張。このほか、開発面では、特定のSQL文に対して、使用されているインデックスや推奨されるインデックスを表示する「インデックスアドバイザ機能」など、管理面では、複数プログラムのコメントを一覧表示する「コメントチェック機能」や「デッドロックの履歴を表示する機能」などが追加されている。
価格は、4万6500円(税別)/ライセンス。システムインテグレータでは、2007年度中に3億4000万円の売り上げをめざす。
■ URL
株式会社システムインテグレータ
http://www.sint.co.jp/
製品ページ
http://www.sint.co.jp/siob/v10new.asp
( 川島 弘之 )
2007/08/10 12:38
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