三井情報株式会社(以下、MKI)は8月22日、内部統制の「文書化」の次の段階、「評価」を支援するサービスを提供すると発表した。
MKIでは、内部統制の「文書化」を支援する「PMO(Project Management Office)支援コンサルサービス」を提供してきた。しかし、MKI総合研究所で実施したアンケートによると、3月決算の上場企業では文書化の全社展開はすでにピークを迎え、9月末には終了する企業もあり、それに伴い、内部統制の関心も次第に「文書化」から「独立評価」へとスライドしているという。
そうした状況を踏まえMKIでは、PMO支援コンサルサービスから、独立評価を推進する上で必要なノウハウを提供する「評価支援」サービスへと重点を移行。相談受け付けを開始している。
「文書化以上に作業量が多く、膨大な評価件数の中から不備を発見した際の修正や、評価業務に精通した人材の確保など課題も多い」(MKI)評価業務に対して、IT統制を中心とした独立評価支援サービスコンサルティングメニューで必要なノウハウを提供していく。
具体的には、独立評価の全体概要を解説し、評価報告書の作成方法などをレッスンする「実務担当者向け独立評価支援研修」(1日コースで5万円から)のほか、実際に評価計画の策定や評価作業、報告書の作成などを支援する、より現実的なサービスも提供を始める。
また、9月6日開催の「独立評価セミナー」を皮切りに、「IT統制コンサル/IT統制評価セミナー」「有料評価研修コース」などを10月以降、月1回のペースで開催していく予定。
■ URL
三井情報株式会社
http://www.mki.co.jp/
ニュースリリース
http://www.mki.co.jp/service_news/service_news_2007/070822_01.html
( 川島 弘之 )
2007/08/22 16:10
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